愛情とは何か?

愛情ホルモンオキシトシンが、人を愛するときに分泌されるホルモンであることは何度か書書きました。このオキシトシンは「下垂体に突き出ている神経細胞から血液中に分泌することが分かっていても、血液脳関門を浸透するかどうかは不明だそう。血液中のオキシトシンは分子量が大きく親水性なので、血液脳関門を浸透していないだろう。」と。一方で「鼻腔からのオキシトシンの投与によりで「鼻ー>脳刺激伝達経路」が存在することが、その効果からわかっている。」、そして、「血液脳関門が機能していれば、通過できるオキシトシンは僅かなので鼻腔の細胞外液経由で脳内に直接到達するルートは実は正規の経路ではない」(「人は愛することで健康いなれる」高橋 徳著)と書かれていた。

つまり、鼻腔から投与されたオキシトシンは、自然な形で取り込まれた経路とは別の経路を使って脳に素早く作用していることになる。

これについて、同書では、「鼻腔内の嗅覚上皮細胞にある細胞間の隙間から侵入し、脳のクモ膜下の隙間に広がり、脳の細胞外の部分に到達すると考えられている。」そうです。

一方で、MDMAという薬物についても同書では触れられており、「MDMA(俗称:エクスタシー)は他人への愛情や親愛感を高めることで知られている。」とあります。ラットの実験では「オス同士の仲良し行動」の増加(オス同士が体を寄せ合って過ごす時間が長くなる。)が見られたそうです。

また、MDMAを投与すると血漿中のオキシトシン濃度が高くなるそうですが、その効果は、セロトニン拮抗薬を投与すると減衰するそうです。

これは、リセット®を行った後は、わりと活動的になり社会的つながりを持とうとするようになる自分の体験と合致しています。また、長時間、電磁波を浴びることにより体内に残留している精神科薬が、血液中に溶け出して、この社会的つながりを持とうとするためのホルモンであるオキシトシンを抑制しているという事を理論的に示していただけています。

つまり、自分は「精神科薬を長期間服用してきた影響で、社会的つながりを断とうとす時があり、まだ体内にセロトニン拮抗薬が残留しており、社会的つながりを持とうとするオキシトシンを抑制しているという事が分かります。

ここでは、リセット®を行うことによってそのような状態が改善するという事が自分の体験で分かってもいます。

解毒や食事の重要性は、随分知られましたが、このようなテクニックの手助けがあってここまで継続出来てきたことが、大きなポイントであったことをお伝えいたします。

次は、回復を遅らせる要因について、自分の経験をシェアします。

健康アシスト・貴

自らに精神疾患克服の経験をもとに、難病で苦しむ方へ、「少しでも有意義な人生を送れるように手助けできたら良いな」と思っています。

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